【アニメ聖地巡礼に行きたいあなたへ】ペーパードライバー卒業で叶える“自由な推し活”ハートフルドライビング

2025/07/25

苦手克服（駐車・右左折・狭い道）

【アニメ聖地巡礼に行きたいあなたへ】ペーパードライバー卒業で叶える“自由な推し活”

長野県・諏訪湖を一望できる展望スポットをアニメ風に描いた一枚。空の広がりと湖面の美しさが印象的。

「次の休みに“推し”の聖地に行きたい。でも、電車だと乗り継ぎが多くて大変そう…」「ライブは地方開催ばかり。どうやって行こう？」そんな“推しかつ”にまつわる悩みの多くは、実は「移動手段」に関するものです。

実際、akippa株式会社が実施した『推し活の移動手段に関する調査』（PR TIMES掲載）によれば、 推し活で利用する交通手段の第1位は「車（自分で運転）」で72.9％。続いて「電車（52.0％）」「新幹線（29.1％）」「飛行機（19.8％）」「高速バス（11.6％）」と、 公共交通機関と併用しながらも、車移動のニーズが高いことが明らかになりました。

つまり、多くのファンが「遠征型」の推しかつをしており、 その中で“自分のタイミングで動ける”車が支持されているという実態があります。

出典：PR TIMES｜推し活の移動手段に関する調査（akippa株式会社） ※調査元：akippa株式会社（本社：大阪府大阪市浪速区／東京オフィス：東京都千代田区）

とはいえ、「免許はあるけれど、もう13年も運転していない…」 「車で行けたら便利だとは思うけど、ブランクがあって不安…」 という方も多いのではないでしょうか。

そこでいま注目されているのが、 “推しかつのために運転を再開する”という新しいペーパードライバー講習のかたちです。

この記事では、 「推しに会いたくて13年ぶりに運転を再開した人」のリアルな体験談とともに、次のようなテーマをお届けします。

なぜ推しかつには車移動が選ばれるのか？
運転再開に不安があっても乗り越えられる理由とは
聖地巡礼に向けた“目的ドライブ練習”のステップ

運転ができるだけで、推しかつはもっと自由になる。 この1本が、あなたの“次の一歩”を後押しできますように。

【比較】推しかつ遠征は「車」と「公共交通」どちらが快適？｜富士急ハイランド編

ここでは、都内（例：新宿）から山梨県・富士急ハイランドまで推しかつ遠征に行く場合を想定し、 「自分で運転する車移動」と「電車＋バスの公共交通」で、以下の項目を比較してみます。

項目	車（自分で運転）	公共交通（電車＋バス）
片道所要時間	約1時間40分（高速利用）	約2時間30分（電車＋バス）
往復交通費	約3,500円（ガソリン＋高速代・1人あたり）	約6,000円（特急＋路線バス）
荷物制限	◎（自由／大容量OK）	△（手荷物程度）
時間の自由度	◎（好きな時間に出発・帰宅）	△（時刻表に依存）
推しグッズ購入後の快適さ	◎（積んでおける／移動も楽）	×（持ち歩き必須）

車での移動は「コストを抑えつつ、自由なスケジュールと快適さを両立できる」という点で圧倒的。一方で、公共交通は安心感はあるものの、乗換や荷物・時間制限の多さがネックになる傾向があります。

また、車移動は2〜3人で割り勘にすればさらに経済的で、「友達と一緒に推しかつ遠征」や「イベントのはしご」にも向いています。

運転に自信がない方でも、目的地を決めての“練習ドライブ”から始められるペーパードライバー講習なら、推しかつを目標にしながら少しずつ再開できるのがポイントです。

「怖さより、推しへの想いが勝った」──13年ぶりに運転を再開した私の決断

快晴の青空にまっすぐ伸びる飛行機雲と諏訪湖の絶景｜ドライブにおすすめのアニメ風風景

諏訪湖の青空に伸びる飛行機雲。アニメのワンシーンのような風景が広がる絶景スポットです。

なぜ私は運転を再開しようと思ったのか

最後に運転したのは13年前。免許を取ってすぐの頃、何度か親の車で練習したものの、駐車や狭い道が怖くて、いつしかハンドルから離れていました。

それでも最近、ある想いが日に日に強くなってきました。 「あの場所に、いつか自分の運転で行きたい」──その場所とは、映画『君の名は。』の舞台になったと言われる、長野県・立石公園から見える諏訪湖です。

この湖は、作中に登場する糸守湖とよく似ていて、星が落ちるシーン、時を超えてふたりがすれ違うシーン── 私にとって“推しの風景”とも言えるほど、心を動かされた場所です。

さらに、岐阜県飛騨市にある気多若宮神社も、三葉が暮らす「宮水神社」のモデルとされ、いつか訪れたいとずっと思っていました。

ただ、どちらも電車ではアクセスが悪く、限られた時間の中で巡るのは難しいのが現実。 「自分で運転できれば、好きな時間に出発して、好きな場所を回れるのに…」 そんな思いが、ずっと心の中にありました。

『君の名は。』の世界観に触れるたびに、「行きたい気持ち」が高まっていきます。 🔗 映画『君の名は。』公式サイトはこちら

まだ、実際にその場所に行けたわけではありません。 でも、行きたい気持ちが、怖さを少しずつ押しのけていくのを、私は確かに感じていました。

運転ができたら、きっと景色の見え方も変わる。 その“見たことのない景色”を、自分の目で見に行くために── 私はついに、ペーパードライバー講習を受ける決意をしました。 『君の名は。』の聖地巡礼に行きたい。その想いこそが、再び運転を始めるきっかけになったのです。

講習を受けて変わったこと──「運転できるかも」が「もう一度走りたい」になった日

アニメのような夕暮れの湖畔風景。心が落ち着く景色は、運転再開のモチベーションにもつながります。

STEP1｜ブレーキの踏み方すら怖かった。最初は心が折れそうだった

1回目の講習で小竿さんに会ったとき、私は笑顔を作りながらも手が震えていました。エンジンをかけるのも久しぶりで、ブレーキをどのくらい踏んでいいのか、ペダルに足を乗せるだけで怖くてたまりませんでした。走り出してすぐ、左折時に内輪差を意識しすぎて、縁石ギリギリに乗り上げそうになったときは、心の中で「もう無理かも」と思いました。でも、小竿さんはすぐに「今のはちゃんと反応できていた証拠です。怖がるより、その“怖い”を活かしましょう」と声をかけてくれて、ダメだったというより“次に繋げていい”んだと気づかせてくれました。1時間後には、初日は終わった安心感より、自信のなさがずっしり残っていたのを今でも覚えています。

STEP2｜確認が遅れる。ミラーが見られない。指摘されるたびに焦る

2回目と3回目は、実際に都内の住宅街を走る練習でした。ここで思い知ったのが、「見ること」と「判断すること」がまったく追いつかないという現実です。巻き込み確認のタイミング、歩行者の飛び出し、狭い道でのすれ違い── 小竿さんが「ミラーを見て」「いま巻き込み確認しましょう」と言ってくれるのに、頭ではわかっていても、体が止まってしまう。自分では動けてるつもりでも、何度も同じ指摘を受けることが、じわじわと自信を削っていきました。講習の後は泣きそうになりながら「やっぱり無理だったのかもしれない」とスマホを見つめていたのを覚えています。でも、そんなときに小竿さんから言われた 「確認できてないって気づけたのは、前に進んでる証拠ですよ」 という言葉が、なぜか心に残って、その日だけはもう一回予約しようと思えたのです。

STEP3｜高速教習は3回。1回目は固まり、2回目は涙が出て、3回目で景色が変わった

高速道路の講習は、4〜6回目にかけて3回実施しました。 1回目は首都高の合流地点で完全に固まり、加速もできず後続車にクラクションを鳴らされたのが、今思い出しても苦い記憶です。その帰り道、小竿さんが「今日は“無事に戻ってきた”だけで立派です。怖かった分、次はその準備ができますから」と言ってくださって、帰りの車の中で思わず泣いてしまいました。2回目は、前回の失敗を引きずりながらも「タイミングが見えた」と言ってもらえた瞬間があり、少しだけ前に進んだ感覚が。そして3回目。加速、合流、左車線への移動までを自分で判断しながらできたとき、初めて“運転してる”という感覚が戻ってきたのです。帰り道、いつもなら緊張していたハンドルを、気づけば少しだけ余裕を持って握れていた。そのとき「もう一度自分で遠くまで行けるかもしれない」と、初めて思えました。

STEP4｜“目的地”があるから、挫けずに続けられた

何度も落ち込んで、途中でやめようかと思ったこともありました。でも、「君の名は。の聖地に、自分で運転して行きたい」という目標だけは、最後まで心の中に残っていました。もしこれが「ただ運転できるようになりたい」だけだったら、私はきっと挫けていたと思います。小さな成功体験を重ねながら、怖さと折り合いをつけながら、“推しかつのために運転を再開した”自分が、いまここにいる。そう思えるようになったのは、講習と、あの日の決意があったからです。

小竿インストラクターのコメント｜「この方は“考えすぎて止まる”癖が強く、失敗を引きずる傾向がありました」

この受講者さんは、操作の基礎は覚えているのに、いざ動こうとすると“頭の中で考えすぎて”ブレーキを踏んでしまうタイプでした。例えば「巻き込み確認をして→ウインカーを出して→左に寄せて」と順序があると、1つ1つを頭の中で完璧に整理しようとして、結果的に動作が止まる。その間に状況が変わって、また最初からやり直し…という場面が多かったですね。あと、印象的だったのは「1回失敗すると気持ちが落ち込んで、それが数時間尾を引いてしまう」ところです。最初の講習では、「左に寄せきれずミラーを少しこすったかもしれない」というだけで、急に声が小さくなってしまって…。でもこの方、“慎重であること”が実は一番の強みなんです。確認が多いこと自体は決して悪いことではなく、「順番を整理しすぎる癖」と「失敗を引きずる癖」を調整すれば、安全な運転に変わると感じました。そこで、講習では“順番の整理”を止めて、「右ミラーを見たら体を左へ動かしてみましょう」「とにかく“動かす→気づく”でOKです」とあえて“体から動く”流れを何度も練習しました。 3回目以降は「あっ、今ちょっとできたかも」と表情が自然と柔らかくなって、6回目ではこちらが声をかけなくても自ら巻き込み確認→寄せ→ウインカーまでできるようになっていました。 “怖がり”も“不器用”も、“事故を起こさない運転”には必要な素質なんです。大事なのはそれを自分の弱点だと思わないこと。この方は、ちゃんとそこを乗り越えましたよ。

ペーパードライバー卒業の第一歩──中野から諏訪湖へ、私の「最長ドライブ」体験記

夜景が広がる湖畔の街並みを高台から見下ろす絶景。ドライブスポットとして人気のエリアで、静かな水面と街の灯りが幻想的に調和する風景。

高台から眺める湖畔の夜景｜人気の夜ドライブスポット

「いつか遠出してみたい」と思ってはいたけれど、ずっとできずにいた私が、ついにハンドルを握って諏訪湖まで行けた。運転を再開してから3ヶ月──都内での短距離練習を繰り返し、ついに「高速に乗って、ちゃんと遠くまで行ってみよう」と決意した日のことを、今でも鮮明に覚えています。目的地は、信州・長野の諏訪湖。静かで広い湖と、空気の澄んだ場所に自分の力でたどり着けたときの喜びは、何ものにも代えがたいものでした。

中野から出発──首都高の緊張と「私、ちゃんと走れてる？」

午前9時。ナビを設定して、深呼吸を3回してから出発。まずは首都高へ向かいます。新宿を通過するルートだったので、合流や車線変更の多さにドキドキ。「このまま行って大丈夫かな…」と不安になったとき、小竿インストラクターから以前言われた 「ミラーを見る前に“肩を緩める”と自然と動けるようになりますよ」という言葉を思い出しました。確かに肩がカチコチだった…。軽くストレッチしながら、ビルの谷間を抜けて、中央道に入った瞬間、ようやく呼吸が整ってきました。

談合坂SAでひと息──アイスで気持ちもほどけた瞬間

高尾山や相模湖を通り過ぎ、談合坂サービスエリアへ。ここで最初の休憩です。正直、疲れました（笑）。緊張で手汗がすごくて、ドリンクのペットボトルが持ちづらいくらい。思わず「もう帰ろうかな…」と頭をよぎったのですが、売店で見つけた「桃のソフトクリーム」が美味しすぎて、それでなんだか吹っ切れたんです。ベンチに座ってアイスを食べながら、「あと半分」と声に出してみたら、少し元気が湧いてきました。

長野県へ突入──八ヶ岳PAから諏訪湖を目指して

笹子トンネルを抜けると、空がぱっと開けて、山梨県に入りました。南アルプスの山並みが見えたとき、「運転って景色も楽しいんだ」と思えたのが初めての感覚でした。そして八ヶ岳PAで最後の休憩。深呼吸をして、助手席に置いていたお気に入りのBGMをもう一度かけて、いよいよ長野県・岡谷JCTへ。このあたりは標高も高く、ちょっとカーブが増えてきますが、道幅が広くて走りやすかった印象です。徐々に諏訪湖が見え始めると、「本当に来られたんだ」と込み上げてくるものがありました。

諏訪湖に到着──“自分の運転”でここまで来た達成感

高速を降り、数分で諏訪湖畔に到着。湖面が静かで、鳥の声が聞こえるような、そんな落ち着いた空気に包まれていました。立石公園に車を停めて、湖を見下ろした瞬間、「本当に来たんだ」と言葉にならず…。ペーパードライバーだった私が、ここまで来られた。あの時、教習所で泣きそうになってた自分とは、まるで別人でした。

Googleマップで辿る｜中野〜諏訪湖ルートはこちら

小竿インストラクターからの特別授業「“見る”より“感じる”ことが大事」

今回の受講者さんは、慎重で真面目な性格が運転中にも出ていました。特に「ミラーを見なきゃ」「合図を出さなきゃ」と意識しすぎるあまり、操作と認知が“分離”してしまう癖がありました。たとえば、高速教習で合流する際に、「後続車が来てる」と言いながら加速にブレーキが混ざってしまう場面がありました。これは「見ているけど、感じていない」状態。そこで私はあえて“特別授業”としてこう伝えました。「見ることも大事。でも、見ながら“感じる”ことができれば、判断が一歩早くなる。これは運転において最も大切な“間”なんです。」その後、あえて混雑気味のSA（サービスエリア）内で車線変更と合流を何度も繰り返し、「呼吸とハンドルを一体にする感覚」を体に入れていきました。最終日の講習では、自分から“今のはちゃんと感じてから動けた気がする”**と声が出たとき、私は心の中でガッツポーズしてましたね。

運転を“推し活”に変える日──小さな挑戦が人生を変える

夕焼けの湖畔を背景に、お互いを静かに見つめ合う男女のアニメ風イラスト。感情がにじむシルエットが印象的なロマンチックなワンシーン。

「君の名は。」の聖地を巡るという小さな夢が、運転再開の大きな原動力になる──そんなエピソードを通して見えてきたのは、“目的”があるからこそ人は一歩踏み出せるという事実でした。今回の受講者のように、「好き」を理由にして運転を始めるのは、決して軽い動機ではありません。むしろ心の奥にある“本気の願い”だからこそ、数々の壁を乗り越える力になるのです。ペーパードライバー講習とは、ただ技術を教える場ではなく、自信を取り戻すための場所。あなたの「やってみたい」は、講師が全力で応援します。推しの場所に、自分のハンドルで会いに行く。 そんな未来を、今日から少しずつ始めてみませんか？

【FAQ】アニメ聖地巡礼に行きたいあなたへ｜ペーパードライバー卒業で叶える“自由な推し活”

Q1. 聖地巡礼したくても、運転に自信がなくて踏み出せません…

まずは近場で車に慣れるところから始めましょう。講習では、無理なくあなたのペースでステップアップできるよう個別対応しています。推し活という「目的」がある方は、成長も早い傾向があります。

Q2. 最初はどんな練習から始まりますか？

基本は自宅周辺の住宅街や、交通量の少ない道での発進・停止・右左折・巻き込み確認など。いきなり高速や山道に行くことはありませんのでご安心ください。

Q3. 地方の聖地まで一人で行けるようになるには、何回くらい講習が必要ですか？

目安としては、4〜6回で一人ドライブを視野に入れられる方が多いです。特に高速道路を含む移動を想定している場合は、5回以上をおすすめします。

Q4. 高速道路がとにかく怖いです。避けられますか？

もちろん避けてOKです。まずは一般道で基礎を固めてから、高速道路にステップアップする方がほとんどです。無理なく、講師が隣で支えながら練習できます。

Q5. マイカーをまだ持っていないのですが、講習できますか？

はい、可能です。レンタカーやカーシェア、教習車などでも対応できます。車購入前の不安解消にもぴったりです。

Q6. 推しのイベントに合わせて日程調整できますか？

もちろん可能です。タイムレックス（予約カレンダー）から、希望日時を選んで簡単にスケジュール調整できます。

Q7. 運転ブランクが10年以上あります。それでも間に合いますか？

大丈夫です。10年・20年のブランクがある方でも再開されている実績があります。ご自身のペースで再開できるようサポートします。

Q8. 一人で道を覚えられるか心配です…

ナビの使い方や停車時の確認方法も練習します。「ナビを見るタイミングがわからない」という不安も解消できます。

Q9. 駐車が苦手で巡礼地の現地に行けるか不安です…

駐車場での実地練習や、狭い駐車場に合わせたコツを伝授します。現地の駐車場環境に合わせて講習ルートを調整することも可能です。

Q10. 聖地巡礼以外にも使えるようになりますか？

はい！推し活以外にも、旅行、送迎、買い物、介護など日常にも役立ちます。「生活と趣味の両立」を目指す方に最適です。

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