表1|道路別装置別故障発生件数および割合(令和6年9月〜11月、国土交通省・JAF調査)
国土交通省は、自動車の不具合に対するユーザーの関心を高め、日常的な使用方法や保守管理の重要性、そして不具合発生時における迅速かつ適切な対応を促進することを目的に、(一社)日本自動車連盟(JAF)の協力を得て、全国の路上故障に関する詳細な分析を行いました。調査対象は令和6年9月から11月までの3か月間に発生した自動車の路上故障で、装置別・部位別の発生件数や割合を道路種別ごとに整理し、その結果を表1〜表3および図1にまとめています。
特に注目すべきは、「一般道路」と「高速道路」における故障発生傾向の違いです。一般道路では、①電気装置が38.3%(前年39.2%)と最も高く、次いで②走行装置が35.3%(前年34.1%)、③エンジン本体が8.7%(前年8.5%)という結果でした。これに対し、高速道路では負荷条件の異なる走行環境が影響し、①走行装置が62.3%(前年58.0%)と圧倒的多数を占め、次いで②燃料装置が11.6%(前年12.0%)、③エンジン本体が8.8%(前年6.2%)という構成となっています。
このデータから明らかなように、走行環境や速度条件が異なることで、故障の原因や発生部位にも大きな差が生じます。一般道路では渋滞や信号停止などによる低速走行や電装品の使用頻度の高さが電気装置の故障率を押し上げる一方、高速道路では長時間の高負荷運転や高回転域の使用が走行装置や燃料装置への負担を増加させています。
国土交通省は、この結果を踏まえ、ユーザーが道路環境ごとのリスクを理解し、車両の使用前点検・定期整備を計画的に行うことを推奨しています。特に、高速道路を多用するドライバーは、走行装置・燃料装置・エンジン本体のメンテナンスを優先することが、突発的な路上故障や重大事故を未然に防ぐための有効な手段となります。
この記事では、国土交通省とJAFの調査データをもとに、道路環境別の故障傾向とその背景要因、さらに具体的な予防策や整備の優先順位について詳しく解説していきます。車両トラブルを最小限に抑えるための実践的な知識として、日常の安全運転管理や長距離ドライブの計画に役立ててください。
出典元:令和6年度路上故障の実態調査結果
道路環境別の故障傾向から見るメンテナンスの重要性
道路環境別の故障傾向から学ぶ、日常点検の大切さ
国土交通省と日本自動車連盟(JAF)の調査結果から、「一般道路」と「高速道路」では故障の発生部位や原因に明確な違いがあることがわかります。一般道路では、低速走行や信号待ち、渋滞時の電装品使用頻度の高さから電気装置の故障が38.3%と最も高く、次いで走行装置35.3%、エンジン本体8.7%が続きます。一方、高速道路では、長時間・高負荷の走行条件により走行装置の故障が62.3%と突出して多く、次いで燃料装置11.6%、エンジン本体8.8%が上位を占めています。
この違いは、単なる走行距離や使用年数の差ではなく、走行環境による部位への負荷のかかり方の違いに起因します。一般道路はストップ&ゴーが多く、電気系統・バッテリー・ライト類・電子制御系が酷使されやすいのに対し、高速道路では一定速度での長時間走行がタイヤ・サスペンション・駆動系・燃料供給系に大きな負荷を与えます。
特に高速道路での走行装置トラブルは、タイヤバーストやホイールベアリングの異常、サスペンションの損傷など、走行中に重大な事故へ直結するリスクが高いため注意が必要です。逆に、一般道路では電装トラブルによりエンジンがかからない、ライトが点灯しないなどの不具合が多く、発生場所や時間帯によっては二次的な危険を招きます。
このような調査データは、日常的な点検・定期メンテナンスの優先順位を決めるうえで非常に有効です。一般道路主体のユーザーは電気装置や電子制御系、高速道路主体のユーザーは走行装置や燃料装置を重点的に点検することで、故障リスクを大幅に低減できます。
さらに、長距離運転や高頻度での使用が予想される場合は、事前の予防整備だけでなく、走行後の点検・メンテナンス計画を組み込むことが重要です。特に営業車や長距離ドライバーは、日々の安全確保と業務効率を両立するために、この「道路環境別の故障傾向」を理解した上での整備戦略を立てることが求められます。
講習前に必ず行う3分日常点検と、90分講習内で追加できる点検指導
私がペーパードライバー講習を担当する際、必ず最初に行うのが「日常点検」です。運転スキルの習得はもちろん大切ですが、その前に車が安全に走れる状態であることを確認することが最優先です。車検やディーラー点検は年単位の間隔があり、その間に起こるタイヤの空気不足やバッテリー上がり、ライト切れといった不具合は日常点検でしか防げません。特にペーパードライバーの方は、運転そのものに集中するあまり車両の状態を見落としがちで、過去には「走行開始直後に異常が発覚し講習を中断せざるを得なかった」という事例もあります。
この3分間の日常点検では、タイヤの空気圧やひび割れの有無、ロービーム・ハイビーム・ウインカー・ブレーキランプの点灯確認、ワイパーやウォッシャー液の状態、ガラスやミラーの汚れ・割れ、そして可能であればエンジンオイルや冷却水の量もチェックします。これらは工具不要で誰でも実施可能な項目ですが、正しい確認方法を知っているかどうかで精度と安全性が大きく変わります。講習では私が実演しながら解説し、その場で受講者にも同じ手順を実践していただきます。こうすることで、講習終了後もご自身で日常点検を継続できるようになります。
さらに当社では、90分ペーパードライバー講習の中に「日常点検指導」を追加することが可能です。この追加指導では、出発前点検を効率よく行うための順番やチェックポイントを身につけられるだけでなく、「どこを見れば異常を早期発見できるか」というプロ目線のコツもお伝えします。カーシェアやレンタカーを利用する方、高速道路や長距離運転を控えている方には特におすすめで、走行中の安心感が格段に高まります。
日常点検は一見地味な作業ですが、安全運転の土台となる重要なステップです。たった3分の確認が、事故や立ち往生、余計な修理費用を防ぎます。90分講習内で点検方法をしっかり習得すれば、運転スキルと車両管理スキルの両方を同時に高めることができます。ペーパードライバーとして安心して再出発するために、ぜひ運転練習と併せて日常点検の習慣化を目指してください。
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運転への不安や、どんな講習が自分に合うかをはじめ、日常点検を学びたいというご希望も承ります。
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ペーパードライバーに日常点検が必要な理由と実際にあったトラブル事例
講習では実演を交えて、誰でもできる3分間の日常点検方法を習得できます。
私が長年ペーパードライバー講習を担当してきた中で、運転技術の前に「車が安全に走れる状態かどうか」を確認することの重要性を痛感しています。実際に、講習当日になってエンジンがかからない、走行中に異音がするなどのトラブルで練習を中断せざるを得なかったケースも少なくありません。その多くが、出発前にほんの数分の点検をしていれば防げるものでした。
特に多いのが、バッテリー上がりとタイヤの空気不足です。バッテリーは長期間エンジンをかけないと自然放電が進み、いざ動かそうとしたときに電力が足りずエンジンが始動しません。また、タイヤの空気は自然に抜けていくため、半年以上放置すると見た目は変わらなくても走行に必要な空気圧を大きく下回っていることがあります。この状態で走ると燃費の悪化や操縦安定性の低下、最悪の場合は高速走行中のバーストにつながります。
さらに、長期間運転していない車は電装部品やゴム部品の劣化が早く進みます。ワイパーゴムは固くなって拭き取り性能が落ち、雨天時の視界確保が難しくなります。ライト類のバルブも切れていることに気付かないまま夜間運転を始めてしまうと、周囲からの視認性が低下し事故の危険性が高まります。こうした不具合は、車検や定期点検だけではカバーしきれない“日常の安全管理”の領域です。
私の講習では、運転練習の前に必ず3分間の簡易日常点検を行います。タイヤ・ライト・ワイパー・ガラス・液量などの状態を一通り確認し、異常があればその場で対処方法を説明します。加えて、90分のペーパードライバー講習内では希望に応じて「日常点検指導」を追加することも可能です。この追加指導では、単に項目を覚えるだけでなく、異常を早期に発見する視点や、効率よく点検を終える手順も身につけられます。
「運転できても走れない」状態を防ぐためには、運転技術と同じくらい日常点検の習慣が欠かせません。特にペーパードライバーの方は、車両管理の意識を持つことが安全運転の第一歩です。出発前のわずかな時間を活用して、安心して運転を始められる準備を整えましょう。
インストラクター直伝|3分でできる日常点検チェックリスト

走行前のタイヤ空気圧チェックで燃費と安全性を守る
ここでは、私がペーパードライバー講習で実際に行っている日常点検の手順を、誰でも真似できる形で紹介します。全ての項目は工具不要で、車に詳しくない方でも3分以内で終えられる内容です。運転前の短時間でこれを習慣化すれば、出発直後のトラブルをほぼ確実に防げます。
まずはタイヤの空気圧と劣化状態です。運転席ドアの内側にある規定空気圧表示を確認し、目視でへこみやサイド部分のひび割れがないかをチェックします。走行前に適正空気圧に調整することで燃費の悪化や走行安定性の低下を防げます。ひび割れや膨らみはタイヤ交換のサインです。
次にライト類の点灯確認を行います。ロービームとハイビームの切り替え、左右ウインカー、ブレーキランプが正常に点くかをチェックしましょう。一人の場合は壁やガラスの反射を利用して確認できます。ライト切れは視認性を大きく損ない、特に夜間や悪天候時に重大な事故リスクとなります。
ワイパーとウォッシャー液の状態も重要です。水をかけて拭き取り具合を確認し、スジが残ったりビビり音がする場合はゴムの交換時期です。ウォッシャー液は残量が減っていることが多く、虫や泥でガラスが汚れた際に備えて補充しておきましょう。
ガラスやミラーの汚れや損傷も見逃せません。汚れや水滴が視界を妨げる場合は出発前に拭き取ります。フロントガラスやサイドミラーにヒビがある場合は、小さくても走行中に振動で広がる恐れがあるため、早めの修理が必要です。
可能であればエンジンオイルと冷却水も確認します。オイルゲージで量と色をチェックし、黒く濁っていたり量が少なければ交換や補充を検討しましょう。冷却水はリザーバータンクの目盛りが「LOW」を下回っていないかを確認し、不足していれば補充が必要です。
これらの項目を運転前のルーティンとして組み込むことで、ペーパードライバーでも日常的に車両状態を把握できるようになります。わずか3分の確認が、安全性と安心感を大きく向上させることを、講習の現場で何度も実感しています。
インストラクター直伝|3分でできる日常点検チェックリスト
ペーパードライバー講習の現場で私が必ず行っている日常点検を、誰でも実践できる形で表にまとめました。すべて工具不要で、初心者でも3分以内に実施できます。運転再開や出発前点検の習慣化に役立ててください。
ペーパードペーパードライバー講習では、誰でもできる3分間の日常点検を実演指導
項目 |
確認方法 |
異常のサイン |
タイヤ(空気圧・ひび割れ) |
運転席ドア内側の規定空気圧を確認し、目視でへこみや亀裂をチェック |
明らかな潰れ、サイドのひび割れ、膨らみ |
ライト類(ロービーム・ハイビーム・ウインカー・ブレーキランプ) |
点灯・切り替え操作を行い、壁やガラス反射で確認 |
片側不点灯、点滅速度異常 |
ワイパー・ウォッシャー液 |
水をかけて拭き取り確認、ウォッシャー液残量チェック |
スジ残り、ビビり音、液切れ |
ガラス・ミラーの汚れ・割れ |
全周囲を目視、汚れや水滴は拭き取り |
ヒビ割れ、小さな欠け |
エンジンオイル・冷却水 |
オイルゲージと冷却水タンクの目盛りを確認 |
オイル量不足、黒く濁ったオイル、冷却水「LOW」以下 |
このチェックリストは、90分ペーパードライバー講習の中でも追加指導が可能です。講習前に一緒に確認を行い、正しい手順をその場で覚えることで、今後は一人でも出発前点検を実施できるようになります。安全運転の第一歩として、ぜひ日常点検を習慣化してください。
日常点検を習慣化するためのコツ
講習で配布される簡易チェックリストは、自宅や出先でも日常点検を継続するのに便利です
日常点検は、一度やり方を覚えても継続しなければ意味がありません。ペーパードライバーの方にとって、運転スキルと同じくらい大切なのは「点検を日常の一部にする」ことです。ここでは、私が受講者に指導している習慣化のコツを紹介します。
まず、点検のタイミングを固定することが重要です。運転前日や出発直前など、毎回同じタイミングで行うことで習慣化が進みます。特に遠出や高速道路利用の前は必須と考えてください。ルーティン化すれば、わずか3分で全項目を確認できるようになります。
次に、点検の順番を決めておくことです。たとえば「タイヤ → ライト → ワイパー → ガラス → オイル・冷却水」という流れを毎回同じにすると、抜け漏れを防ぎ効率が上がります。この順番は90分ペーパードライバー講習内での追加指導でもお伝えしています。
また、簡易チェックリストを車内に常備するのも効果的です。印刷した紙やスマホメモを使えば、短時間でも迷わず点検できます。当校の講習では受講者に持ち帰り用のチェックリストを配布しており、自宅でも続けやすいと好評です。
最後に、点検を“安心の儀式”として位置付けることです。面倒な作業ではなく、「今日も安全に走れる」という確認時間にすることで、気持ちの面でも余裕を持って運転を始められます。こうした習慣は事故予防にも直結し、運転の質を高めることにつながります。
コツ |
具体的な方法 |
効果 |
タイミングを固定する |
運転前日や出発直前など、毎回同じタイミングで点検を行う |
習慣化しやすく、点検の抜け漏れを防ぐ |
順番を決める |
例:「タイヤ → ライト → ワイパー → ガラス → オイル・冷却水」の順に確認 |
効率化と点検精度の向上 |
チェックリストを常備 |
紙やスマホメモで項目を一覧化し、車内やスマホに置く |
短時間で迷わず点検でき、抜け漏れ防止になる |
安心の儀式として行う |
「今日も安全に走れる」と気持ちを整える時間にする |
精神的な余裕が生まれ、安全運転につながる |
この4つのコツを組み合わせれば、日常点検は負担のない日課になります。特にペーパードライバーの方は、運転スキルと同時に車両管理スキルを高めることで、安全性と自信を大きく向上させることができます。
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日常点検を行うおすすめのタイミングと具体的なシーン
高速道路走行前のタイヤ点検は、安全性確保に欠かせません
日常点検は、毎回の運転前に行うのが理想ですが、特に重要なのはトラブル発生リスクが高いシーンです。ペーパードライバー講習や実際の運転指導では、以下のタイミングでの点検を推奨しています。場面ごとに適切なチェックを行うことで、走行中の不安を大幅に減らすことができます。
タイミング |
具体的なシーン |
主なチェック項目 |
運転再開前 |
長期間運転していなかった車を久しぶりに動かす前 |
バッテリー、タイヤ空気圧、ワイパー、ライト全般 |
遠出や高速道路利用前 |
旅行や仕事で長距離運転する前、高速道路に入る前日 |
タイヤの摩耗・空気圧、冷却水、オイル、ライト類 |
悪天候時 |
雨・雪・濃霧など視界や路面状況が悪化する天候時 |
ワイパー、ウォッシャー液、ライト類、ガラスの汚れ |
カーシェア・レンタカー利用時 |
借りた車を使う直前(状態がバラバラなため) |
タイヤ、ライト、ワイパー、ガラス、シート位置 |
夜間運転前 |
夕方以降に出発する前や街灯が少ない道を走る前 |
ロービーム・ハイビーム、ブレーキランプ、ウインカー |
このように、日常点検は単なる義務ではなく、運転シーンに応じた安全確認の手段です。特にペーパードライバーの方は、運転再開や遠出、高速道路利用などのタイミングで意識的に点検を取り入れることで、不安を減らし安全性を高めることができます。
日常点検で役立つ基本的な道具一覧
ウォッシャー液は日常点検で不足が分かったら、早めの補充が安心です
日常点検は基本的に目視や簡単な操作で行えますが、より正確かつ効率的に行うためには、いくつかの道具を用意しておくと安心です。特にペーパードライバーの方は、運転だけでなく車両管理にも慣れていないケースが多いため、正しい道具と使い方を知っておくことで点検の精度が格段に上がります。
たとえばタイヤの空気圧計は、見た目ではわからない空気圧の不足を数値で把握できるため、高速道路や長距離運転前の安全確認に欠かせません。さらに携帯用エアポンプを常備しておけば、万が一空気圧が低かった場合でもその場で補充が可能です。懐中電灯は夜間や暗い場所での点検に必須で、特に冬場や地下駐車場では重宝します。
軍手や作業用グローブは、タイヤやエンジン周りの確認時に手を保護し、安全かつ快適に作業するために必要です。ウェスや使い捨てペーパーはオイルゲージの拭き取りやガラスの汚れ落としに便利で、点検作業後の片付けもスムーズにできます。また、ウォッシャー液は日常点検で残量不足が見つかったときにすぐ補充できるようにしておくと安心です。
これらの道具はホームセンターやカー用品店、インターネット通販でも手軽に揃えられます。当校の90分ペーパードライバー講習では、こうした道具の使い方や選び方も指導しています。実際に手に取って操作しながら学べるため、受講後にはご自宅や出先でも自分で安全確認ができるようになります。
道具 |
用途 |
備考 |
タイヤ空気圧計 |
タイヤの空気圧が規定値にあるか確認 |
コンパクトな携帯型が便利 |
携帯用エアポンプ |
空気圧が不足している場合の補充 |
シガーソケット電源型や電動式がおすすめ |
懐中電灯 |
暗所や夜間の点検時に照らす |
LEDタイプで防水仕様だと安心 |
軍手または作業用グローブ |
タイヤやエンジン周りの確認時に手を保護 |
滑り止め付きが作業しやすい |
ウェス(布)・使い捨てペーパー |
オイルゲージやガラスの汚れ拭き取り |
吸水性が高い布やペーパーがおすすめ |
ウォッシャー液 |
ガラスやミラーの洗浄用補充液 |
季節に合わせた凍結防止タイプもある |
こうした道具を常備することで、日常点検の精度が向上し、万が一のトラブルにも迅速に対応できます。ペーパードライバーにとって、運転再開時の安心感を支える大切な備えになります。
日常点検用の道具を買うのにおすすめの店舗
日常点検で使う道具は、カー用品店やホームセンターだけでなく、通販サイトやガソリンスタンドでも手に入ります。ペーパードライバーの方には、実物を見てサイズや使い勝手を確認できる店舗での購入がおすすめですが、忙しい場合はオンラインショップを活用すると効率的です。ここでは、私が実際に利用したり受講者に勧めている購入先をまとめました。
店舗名 / サイト名 |
特徴 |
おすすめ商品 |
オートバックス |
全国展開のカー用品店。専門スタッフに相談可能 |
タイヤ空気圧計、携帯用エアポンプ、ウォッシャー液 |
イエローハット |
初心者向けの商品も多く、工具不要アイテムが充実 |
懐中電灯、防水グローブ、ウェスセット |
カインズホーム / コーナン |
ホームセンター系で日常点検に使える日用品も揃う |
使い捨てペーパー、軍手、工具セット |
Amazon / 楽天市場 |
レビューや比較がしやすく、忙しい人に便利 |
携帯用エアポンプ、LED懐中電灯、コンパクト空気圧計 |
ガソリンスタンド(ENEOS、出光など) |
給油ついでに購入や簡易点検も依頼可能 |
ウォッシャー液、空気圧計、ワイパーゴム |
実店舗では実際のサイズや重さを確認でき、スタッフから使い方のアドバイスももらえます。一方、通販は種類が豊富で価格比較もしやすく、急ぎでなければコストを抑えて購入可能です。ペーパードライバーの方は、最初は実店舗で道具の選び方を学び、その後通販で必要なアイテムを買い足す方法がおすすめです。
90分講習内で学べる日常点検指導の概要・対象者・流れ・メリット
講師による実車を使った日常点検のマンツーマン指導
当社の90分ペーパードライバー講習では、運転練習前に実車を使った日常点検のマンツーマン指導が可能です。工具は不要で、初心者の方でもその場で実践しながら習得できる内容となっており、講師が手順を実演した後、受講者自身が同じ流れを行い、その場で改善点をフィードバックします。
対象者は、長期間運転から離れていた方、遠出や高速道路利用前に車両状態を確実に把握したい方、カーシェアやレンタカーを利用する機会が多く、毎回異なる車両の状態確認が必要な方です。
講習の流れ(例:90分講習)は、①ヒアリング(運転ブランク期間や使用車両の状態を確認)、②インストラクターによる日常点検の実演(タイヤ・ライト・ワイパー・ガラス・液量など)、③受講者による実践とフィードバック(その場で改善点を指導)、④日常点検完了後に通常の運転練習へ移行、となります。
この追加指導のメリットは、運転スキルと車両管理スキルを同時に習得できることです。走行中や出発直後のトラブルを未然に防げるため、時間・費用のロスを大幅に削減できます。また、習慣化することで安全意識が高まり、今後の運転生活をより安心で快適にします。
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まとめ|ペーパードライバーこそ日常点検を習慣化すべき
運転にブランクがある方ほど、運転そのものに意識が向きがちですが、実は出発前のわずか3分間で行う日常点検こそが、安全運転の第一歩です。バッテリー上がりやタイヤの空気不足、ライト切れなど、走行不能や事故につながるトラブルの多くは、この3分で未然に防ぐことができます。
当校の90分ペーパードライバー講習では、運転練習と並行して日常点検の正しい方法をマンツーマンで習得できます。工具不要・初心者向けの実践型指導により、運転技術と車両管理スキルを同時に身につけられるため、再び安心して道路に出られる自信がつきます。
「運転できる」だけではなく、「安全に走り続けられる」状態を保つことが、ペーパードライバー卒業の本当のゴールです。今日から日常点検を習慣にし、安全で快適なカーライフを再スタートさせましょう。
よくある質問(FAQ)|ペーパードライバーと日常点検の疑問解消
ペーパードライバー講習では日常点検のポイントをその場でメモしながら習得できます
Q1. ペーパードライバーでも日常点検はできますか?
はい、可能です。当校では初心者でも3分でできる簡単な方法を指導します。工具不要で、その場で実践しながら覚えられます。
Q2. 日常点検は何分くらいで終わりますか?
慣れれば3分程度で終わります。タイヤ、ライト、ワイパー、液量など基本項目を短時間で確認できます。
Q3. 日常点検をしないとどうなりますか?
バッテリー上がりやタイヤの空気不足、ライト切れなどで走行できない・事故リスクが高まる可能性があります。
Q4. 講習内で日常点検の指導も受けられますか?
はい、90分のペーパードライバー講習内に日常点検のマンツーマン指導を追加できます。
Q5. 日常点検で必要な道具はありますか?
基本的には不要ですが、タイヤ空気圧計や軍手があるとよりスムーズです。
Q6. バッテリーの点検方法は難しいですか?
目視で端子の腐食や緩みを確認するだけなら簡単です。電圧測定は講師が説明します。
Q7. タイヤ空気圧はどこで確認しますか?
運転席ドア内側に表示されている適正値を見て、ガソリンスタンドや空気入れで測定します。
Q8. ワイパーの点検方法は?
ゴムのひび割れや拭きムラがないかを確認します。交換時期もお伝えします。
Q9. クーラント液はどこを見ればいいですか?
ボンネット内のリザーバータンクを確認し、規定の範囲内に液量があるかチェックします。
Q10. 初心者がやりがちな日常点検のミスは?
ライトのハイ・ロー切り替え忘れや、スペアタイヤの空気圧チェックを忘れるケースが多いです。
Q11. カーシェアやレンタカー利用時も点検は必要ですか?
はい、必要です。貸出時に不具合を見つければトラブルや請求を避けられます。
Q12. 高速道路を走る前に必ず点検すべき項目は?
タイヤ空気圧・オイル量・ライト・ウインカー動作・燃料残量は必須確認項目です。
Q13. 日常点検を行うタイミングはいつですか?
基本は出発前ですが、長距離運転や長期間保管後の初運転時も必須です。
Q14. 点検はディーラーや整備工場でもできますか?
はい、可能ですが、自分で簡単な確認をしておくと急なトラブルを避けられます。
Q15. 日常点検の内容は法律で決まっていますか?
道路運送車両法で日常点検は運転者の義務とされていますが、罰則はありません。
Q16. 雨の日に必要な点検項目はありますか?
ワイパー動作・ウォッシャー液・タイヤ溝の深さは必ず確認してください。
Q17. 冬に特有の日常点検はありますか?
バッテリー電圧・スタッドレスタイヤの溝・ウォッシャー液の凍結防止剤確認が必要です。
Q18. 点検を忘れがちな部分はどこですか?
バックライト、ハイビーム、タイヤのスペア、非常信号灯などです。
Q19. 90分講習で全ての点検方法を覚えられますか?
はい、重要項目を実践形式で行うので1回の講習で習得可能です。
Q20. 講習予約はどうすればできますか?
当校公式サイトの予約フォーム、またはお電話から受け付けています。
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🚗 新宿エリア・道路対策系
💡 教習所トラウマ・再出発系
👩🦰 女性向け・共感系
🏢 仕事・転職・営業デビュー系
🧭 ナビ・機器・光の使い方対策
🛞 運転技術・右左折・死角対策
💸 講習の選び方・料金トラブル対策
❓ よくある質問・FAQ
🎯 推し活・ライフスタイル系
💬 パートナー・家族との関わり
本記事の監修:小竿 建(株式会社ハートフルドライビング 取締役・東京ドライビングサポート 代表)
小竿 建(こさお・けん)氏は、新宿本社「株式会社ハートフルドライビング」の取締役であり、同時に「東京ドライビングサポート」代表としても活動しています。
国家資格である教習指導員資格に加え、警視庁方式 運転適性検査 指導者資格(第7501号)を保有。
長年にわたり「北豊島園自動車学校」にて教習指導員として勤務し、累計3,000名以上の受講者を指導した実績を持つ、信頼と経験を兼ね備えたベテランインストラクターです。
現在は東京都内を中心に、運転への不安・ブランク・恐怖心を抱える方に寄り添う心理的カウンセリング型 × 実地講習を融合させた独自メソッドの出張型ペーパードライバー講習を開発。
講習の教材設計から、インストラクターへの技術・心理研修、受講者ごとのコース構築まで、すべてをトータルでプロデュースし、受講者一人ひとりに合わせた最適な運転復帰サポートを提供しています。
主なメディア掲載実績
【FNNプライムオンライン】
「心理的カウンセリング型」ペーパードライバー講習が紹介され、新宿発の出張型指導が注目されました。
【東京新聞】
出張型×テスラ対応の講習が話題に取り上げられ、最先端車両にも対応するハートフルドライビングの専門性が評価されました。
【niftyニュース】
【独自調査】60%が「運転再開に不安」──“再開の壁”に寄り添う出張型90分ペーパードライバー講習の新スタイルを紹介。
心理的カウンセリング型サポートに共感の声が広がっています。
本記事の企画・編集・執筆:大塚 元二(ハートフルドライビング 広報)
大塚 元二(おおつか・げんじ)は、株式会社ハートフルドライビングの広報担当。
ペーパードライバー講習に関する取材・構成・情報発信を通じ、延べ100名以上の受講者インタビューを実施してきました。
運転再開に不安を抱える方々の心理傾向や、地域別の事故傾向、実際の講習事例をもとに、
「再現性ある安心設計の記事構成」を追求しています。
特に再開初期の課題として挙げられる以下のテーマに注目し、深く取材・分析を行っています:
・運転ブランク別の心理的ハードル
・地域別交通環境と事故発生傾向
・初回講習時に直面する共通の操作ミスとその解決法
【事業者名】
ハートフルドライビング|出張ペーパードライバー講習(東京都内全域対応)
【所在地】
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7丁目5−9 ファーストリアルタワー新宿 1005号
【電話番号】
フリーダイヤル:0120-856-774
直通:090-2711-7196
【対応エリア】
新宿区・中野区・杉並区・渋谷区・豊島区 ほか東京都内全域(出張対応)
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